小売大手の「無印良品」のバーチャル店舗が、24日オープンし、実店舗と同じ感覚で買い物ができるようになった。

専用アプリで楽しめる“バーチャルショッピング”

携帯通信大手KDDIが24日、バーチャル空間を利用した新サービス「αU」の説明会を行い、サービスの利用開始を発表した。

この記事の画像(15枚)

中でも注目を集めているのが「αU place」スマホの専用アプリを使い、リアルな店舗と同じ商品陳列を見ながら、手軽にバーチャルショッピングが楽しめるというもの。その最大の特徴は…。

経済部丹羽うらら記者
経済部丹羽うらら記者

経済部・丹羽うらら記者:
店内の雰囲気がそのままバーチャル空間に再現されていて、お店の中を歩くかのように移動することができます。

簡易化されることが多いメタバースショップ内でも、リアル店舗の内装を忠実に再現。

無印良品の場合、9月リニューアルオープンした「無印良品 銀座」の店舗がリアルに再現されている。

気になる商品があればその場でタップして、商品の詳細が確認できるようになっていて、リアル店舗での買い物と同じ体験が可能だという。

24日から無料ダウンロード開始

無印良品を展開する良品計画の担当者は、出店の狙いを次のように話す。

株式会社良品計画 永原拓生さん:
若年層のお客様やまだ無印良品銀座を知らないお客様にも、まずは忠実に再現されたバーチャル空間で買い物体験をして、「リアルの世界でも行ってみたい!」と思っていただき、来店して欲しいです。

「αU(アルファユー)プレイス」のアプリは、24日から無料ダウンロードがスタート。無印良品のほか、食品、アパレルなど、あわせて6店舗で順次利用をスタートさせるという。
(「イット!」10月24日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(15枚)