地下鉄サリン事件などで死刑が確定したオウム真理教の教祖麻原彰晃こと、松本智津夫死刑囚ら7人の死刑が、7月6日執行された。
死刑が執行された7人は、松本智津夫死刑囚の他、裏の実行部隊「諜報省」のトップだった井上嘉浩死刑囚、松本死刑囚の主治医で教団幹部へとのぼりつめた中川智正死刑囚、坂本弁護士一家殺害事件などに関わった早川紀代秀死刑囚と新実智光死刑囚。サリンを製造した土谷正実死刑囚と遠藤誠一死刑囚。

松本死刑囚は、13人が死亡し6300人以上が負傷した地下鉄サリン事件や坂本弁護士一家殺害事件など13の事件でいずれも犯行を首謀したとして殺人などの罪に問われ、2006年9月に最高裁で死刑が確定した。






オウム真理教の一連の事件では、松本死刑囚を含めてあわせて13人の死刑が確定していた。
松本死刑囚ら7人の死刑が執行されたことで、残る死刑囚は林泰男死刑囚、端本悟死刑囚、岡崎一明死刑囚、豊田亨死刑囚、広瀬健一死刑囚、横山真人死刑囚の6人となっている。