10月1日、山形・フラワー長井線の車内でプロレスが行われ、普段と違う車内は全国から訪れたファンの熱気に包まれた。
ローカル線プロレスの“元祖”が復活
「ローカル線プロレス」は、沿線のにぎわいにつなげようと、地元の有志が2015年に始めたものだ。

今では全国各地のローカル鉄道でも行われるようになった人気の企画だが、その“元祖”とも言えるのがフラワー長井線で、コロナ禍前の2019年以来、4年ぶりに開催された。

復活を心待ちにしていたプロレスファンが全国から駆けつける中、東北を中心に活動するレスラー14人が列車に乗り込み、約2時間の熱戦を繰り広げた。

リング上では見ることができない、列車内ならではの技も飛び出し、大いに盛り上がった。

宮城から訪れた人:
やっぱり迫力です。迫力がいつもと違うんですよ。最高ですね。「まだ見たい!」っていう感じです
東京から訪れた人:
プロレスとローカルな所を同時に楽しめて、良いイベントだと思う
東京から訪れた人:
吹っ飛ばすところとかすごかった。やってみたい

ローカル線プロレス2023 喜早洋介実行委員長は、「普段地元で見慣れているものが、見方が変われば魅力になると示すのもイベントの狙い。みんなで大笑いして『フラワー長井線があってよかったね』と、そんな感じにしていきたい」と語った。

4年ぶりに復活したフラワー長井線の人気イベント。置賜を走るローカル鉄道の魅力を再認識できた大盛況の一日となった。
(さくらんぼテレビ)