愛知県愛西市で40代の女性が新型コロナワクチンの接種後に死亡した問題で、26日、市の第三者委員会が、現場の医師の対応は「標準的ではなかった」とする報告書を公表した。

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2022年11月、愛西市の飯岡英治さん(45)の妻・綾乃さんが、新型コロナワクチンの接種後に死亡した。

綾乃さんは、接種して5分後に息苦しさを訴えたが、アドレナリンなどの治療薬を投与されないまま、死亡が確認された。

医師の対応「標準的ではない」と評価

医師や弁護士らによる市の「医療事故調査委員会」が、26日報告書を公表し、死因には「アナフィラキシーが関与していた可能性が高い」と、ワクチン接種との因果関係を指摘した。

報告書の公表について記者会見する医療事故調査委員会
報告書の公表について記者会見する医療事故調査委員会

また、アドレナリンの筋肉内注射が、医師によって迅速になされなかったことなどについて「標準的ではない」との評価をした。
(「イット!」9月26日放送より)

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