2014年、ロシアが一方的に併合したクリミア半島で、再び情勢が大きく動いている。
22日、ウクライナ軍が、セバストポリにあるロシア海軍の黒海艦隊司令部をミサイルで攻撃。ロシア軍の重要人物が死亡したとされている。
クリミアの中心都市をウクライナが攻撃
ロシアによるウクライナ・クリミア半島の一方的な併合から、9年半が経過した。
いま再び、クリミア情勢が大きく動いている。
この記事の画像(11枚)激しい爆撃音とともに、市民が見つめる先に巨大な黒煙が上がった。
映像をよく見ると、ミサイルが着弾する瞬間も映っている。
ウクライナ側が攻撃したのは、中心都市の一つ、セバストポリにあるロシア海軍の黒海艦隊司令部だ。
ウクライナ軍はこの攻撃について、「幹部会議が行われている最中に、タイムリーかつ正確に攻撃した」と語っている。
この攻撃でロシア軍の将校34人が死亡、105人がケガをした。
ロシア軍・黒海艦隊のトップも死亡か
その中には、こんな人物もいた。
黒海艦隊のトップに君臨する、ロシア軍のビクトル・ソコロフ司令官も、今回の攻撃で死亡したとされている。
ロシア側が必死に守ろうとしているクリミア半島。
ここへきて、ウクライナの攻勢が止まらない。
(「イット!」9月26日放送より)
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