パリオリンピックの出場権をかけたバレーボール日本代表の戦いがまもなく幕を開ける。選手たちの“もうひとつの顔”に注目した。
高校で代表デビュー “ムードメーカー”の関西娘
ナイジェリア人の父を持つ、宮部藍梨(みやべ・あいり)選手(25)。
高校時代に日本代表デビューを果たした才能あふれる彼女の“もうひとつの顔”が、関西生まれ関西育ち、チームの“ムードメーカー”。

宮部藍梨選手:
ポロッていう発言がウケ狙ってないのに面白い。
結果、笑いを取るみたい感じであって、笑いの才能があるわけではない!
チームメイトに鋭いツッコミを決めるのは、宮部藍梨選手。

頼れる代表プレーヤーの「もうひとつの顔」は、周りを明るくする“ムードメーカー”。

自身のインスタグラムでは愛犬の写真のほか、モデル並みの着こなしを披露するなど、スタイリッシュな一面も...。
兵庫・尼崎市生まれ、高校時代を大阪で過ごした生粋の関西娘。

2015年、当時高校2年の宮部選手は「金蘭会高校、宮部藍梨やで!」と自己紹介していた。

高校2年生という若さで日本代表入りし、一躍注目を浴びると、2017年には、アメリカへ“バレーボール留学”するなど、異色の経歴も...。
そして去年、数年ぶりに代表に復帰。
確かな成長をプレーで証明した。

7月に行われた強豪・イタリア戦では最大の武器である高さを生かし、次々とブロックを決めるなど大活躍した。
そんな宮部選手だが、コートを離れ、妹・愛芽世(あめぜ)選手と一緒にいると、持ち前の“人懐っこさ”が顔をのぞかせる。

宮部藍梨選手:
私が姉なんですけど、妹の方が姉みたいな感じ。私が妹。
しゃべり方もやし、性格とかもすごく適当なので、面倒見てもらっている感じ、3歳も上やのに。

私生活では「妹気質」な宮部選手だが、目の前に迫っているのは姉として大きな背中を見せるべき舞台。
大一番のスタートまで残り5日、日本で幕を開けるパリオリンピックへの戦いに気持ちを高めている。

宮部藍梨選手:
自分たちが練習して力を出すっていうのが大前提なんですけど、(日本開催なので)ファンの方が足を運んでいただいて、応援してくれるのが私たちの力になるので、心強い味方が一緒に戦ってくれるので、すごく楽しみです。
(「イット!」9月11日放送より)