新型潜水艦の映像とともに、麦わら帽子をかぶって兵士の前を歩く北朝鮮の金正恩総書記。
9月6日に行われた“戦術核攻撃潜水艦”の進水式に出席した際の映像が公開された。そこには、演説や、潜水艦を視察する姿が映っていた。

金正恩総書記が肉声を公開

9月6日に行われた“戦術核攻撃潜水艦”の進水式の様子。

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朝鮮中央テレビが、9月8日午後の放送で伝えたもので、金総書記が、戦術核を搭載できるとする攻撃型潜水艦の進水式に出席した際の映像だ。

潜水艦については、水中からの核攻撃が可能だと主張。さらに映像には、演説する金総書記の肉声も収録されていた。

金正恩総書記:
わが海軍の核武装化を引き続き推進していく。一挙に従来の潜水艦の核潜水艦化を実現しなければならない。

既存の潜水艦についても、“戦術核攻撃潜水艦”に改修する方針を示した金総書記。
7日には自ら潜水艦を視察し、武装システムや潜水能力を確認したという。

一方韓国軍は、金総書記が視察した潜水艦について、「ミサイルを搭載するため、船体の一部を大きくしたとみられ、正常に運用できる形ではない」との分析結果を発表した。
(「イット!」9月8日放送より)