9月16日から開幕する「ワールドカップバレー2023」。
この大会はバレーボールのパリ五輪予選も兼ねており、女子は16日から、男子は30日から始まる。
日本代表は2枚の五輪切符を求めて、8カ国の総当たり戦に臨む。
そのキープレーヤーを男女5人ずつ紹介していく。
今回は、男子代表の新時代のプリンス、髙橋藍選手(22)。
「今までいなかった選手になりたい」
髙橋選手の武器は速いテンポのスパイク。
現在、男子代表の若きエースとして活躍中だ。

そんな髙橋選手が掲げる理想の選手像について聞くと「自分は今までいなかった選手になりたい。最終的にはオールラウンダーとして、今までいなかった初めての選手を目指してやっていきたい」と語った。
『anan』ではバッチリキメた姿も披露
髙橋選手は2021年、イタリアのセリエAに挑戦する。
1年目は高いディフェンス力を評価され、守備の要・リベロとしてプレーした。
2年目は攻撃の要として、同じくセリエAでプレーする日本代表のキャプテン・石川祐希選手を凌ぐシーズン300得点を記録し、世界最高の舞台でも実力を証明した。
海外でも人気が高まる髙橋選手。
バレー以外でも活躍の場を広げ、雑誌『anan』の表紙にも抜てきされた。

撮影では、試合とは打って変わって柔らかい表情でポージング。
完成した表紙では、キャプテンの石川選手と共にカメラ目線でバッチリキメた姿が印象的だ。

「見せていくところもやっていかなければいけない責任もある。バレーボールの魅力を伝えられる選手を求めてやっていきたいなと思っています」
髙橋選手の華やかなプレーで、パリオリンピック出場をたぐり寄せる。
(「ノンストップ!」より 2023年9月6日放送)