9月16日から開幕する「ワールドカップバレー2023」。
この大会はバレーボールのパリ五輪予選も兼ねており、女子は16日から、男子は30日から始まる。
日本代表は2枚の五輪切符を求めて、8カ国の総当たり戦に臨む。
そのキープレーヤーを男女5人ずつ紹介していく。
今回は、ジャンプサーブで決める“サイレントスナイパー”の宮浦健人選手(24)だ。
日本が誇る“超絶サーブ”&パワースパイク
宮浦選手の武器は、ブロックをものともしないパワースパイク。
そして、鋭く曲がるジャンプサーブは、時速120キロのスピードで相手を襲うことも。

「サーブは自分としては武器として持っていたんですが、そこに精度という部分がついてきた」
世界のトップチームが集うネーションズリーグでは、同じポジションの西田有志選手に代わって活躍。
世界大会46年ぶりのメダル獲得の立役者となった。
素顔はちょっと寡黙な青年
そんな宮浦選手は試合中、得点を入れたときの感情を爆発させた“雄叫び”が印象的だ。

だが、コートの外ではまた違った印象を持つ。
お店で食事を注文する際に「普段何を食べるのか決まっているのか」と聞くと、「いや〜、決まってないですね〜。パスタ食べたり…」と答える宮浦選手。
それならと「何のパスタが好きなのか」と聞いてみるが、「ん〜、特には…」と曖昧な答えが返ってきた。
プライベートでは試合とは違い、ちょっと寡黙な青年のようだ。
そんな“サイレントスナイパー”宮浦選手の活躍に期待したい。
(「ノンストップ!」より 2023年9月8日放送)