ジャニー喜多川氏の性加害問題について会見しているジャニーズ事務所の東山紀之新社長は、「ジャニーズ事務所」という事務所名を変更せず、「社長の交代と被害者の補償だけで十分なのか?提言にあった解体的な出直しなのか?」との厳しい質問を受けた。

東山新社長は「答えをすぐに揃えるのは現実問題難しい。歩まないとスタートできない。それをみんなで何が正しいのか探りながら踏み出していきたい」と苦しい胸の内を語った。

その上で、「頭だけ変えたら良いのかという。でも何かを変えないと始まらない。僕も初めての経験ですし、どうなるのか予想もできないです。被害者はかつての仲間。まずは引き受けること。何が正しいのか分かりませんが、まずはやらないといけないと思います。」と決意を述べた。

さらに「できれば全てを揃えて提出出来ればよかったですが、僕自身も引退を決めたのがここ最近。やるからにはきちっと思いを受けて、まずは再出発させて頂こうと」と述べ、これを出発点にして、解体的な出直しを目指す姿勢を見せた。

「みんながそういう事があってスターになったのではない」ファンへの思い聞かれ涙する藤島ジュリー景子前社長の表情など会見の様子

プライムオンライン編集部
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