自民党総裁の高市首相は、歴史的圧勝を果たした衆院選を振り返って会見し、公約に掲げた消費税減税について夏前までに与野党協議の中間取りまとめを行いたいとの考えを示しました。

自民党総裁・高市首相:
党一丸となって歯を食いしばって、国民の皆さまとのお約束を実現していく。私はその先頭に立ってやり抜いてまいります。

高市首相は、今回の“圧勝”を「重い重い責任の始まり」と表現し、政策の実現に力を入れていく方針を強調しつつ、参議院では与党が過半数に達していないことに触れ、政策が一致する野党へ協力を要請する可能性に言及しました。

そのうえで、自民党が公約に掲げた「飲食料品の消費税率2年間0%」について、社会保障改革に関する「国民会議」への参加を野党に呼びかけたうえで、「夏前には国民会議で中間とりまとめを行いたい」との考えを示しました。

高市首相は外交にも触れ、3月にアメリカでトランプ大統領と日米首脳会談を行う意向を示すとともに、中国との関係については「国益の観点から冷静に、そして適切に対応を行う」と、改めて強調しました。

一方、衆院選で歴史的大敗を喫した中道改革連合は、態勢の立て直しを急いでいます。

中道改革連合・野田共同代表:
私と斉藤共同代表から、今回の歴史的な大敗の責任をとって辞任をさせていただきたいという趣旨のお話をさせていただきました。

野田・斉藤の両共同代表の辞任表明を受け、中道は新しい代表を13日に選出する方針を決めました。

野田氏は、「与党が大きな塊になりすぎた。もう1つの考え方を提示するという役割は大きくなってきた」と述べ、政府与党が18日に召集する方向で調整している特別国会での首相指名選挙に新体制で臨むため、態勢立て直しを急ぐ考えを強調しました。

中道に合流した公明党出身者は代表選挙に立候補しない見通しで、党内では、小選挙区で勝利した立憲民主党元代表の泉健太氏や、元幹事長の小川淳也氏、広報委員長を務めた渡辺創氏を推す声が上がっています。