9月6日、秋篠宮ご夫妻の長男・悠仁さまが17歳の誕生日を迎えられ、宮内庁が映像を公開しました。

熱心に研究者の話に耳を傾けられる悠仁さま
熱心に研究者の話に耳を傾けられる悠仁さま
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映像には、熱心に研究者の話に耳を傾け、ニッコリと笑みを浮かべられるご様子も。

微笑まれる場面も
微笑まれる場面も

撮影されたのは8月、高校の夏休みを利用して茨城・つくば市にある農研機構を訪問されたときの様子です。

農研機構は、稲の品種改良や遺伝子の解析などを行う、農業・食品分野における国内最大の研究機関。

なぜ、悠仁さまはこの場所を訪問されたのでしょうか?

フジテレビ皇室担当 橋本寿史 解説委員:
悠仁さまは小学校4年生のころから、赤坂御用地のお住まいで水田を作られて、稲作については興味をこれまでもお持ちでした。

悠仁さまは小学4年生の時に自らの手で赤坂御用地の庭に水田を作られ、稲作に挑戦。
中学生の時には稲の交配実験も始められました。

水田作りに挑まれる悠仁さま(当時小学4年生)
水田作りに挑まれる悠仁さま(当時小学4年生)

今回、悠仁さまに稲の遺伝子解析などについて説明した研究者は…。

農業食品産業技術総合研究機構
矢野昌裕シニアエグゼクティブリサーチャー:

「研究はどんなことに使われていますか?」ということ(質問)があったので、日照りで水がないような状態の時でも、耐えられるような性質を持っている品種が遺伝資源の中にありますので。そういったものの研究もしているとお答えしました。

稲作に情熱を注がれる中、来年には成人となる18歳の誕生日を迎えられる悠仁さま。成年皇族として大切な儀式が待っています。

1985年11月 成年式を迎えられた秋篠宮さま
1985年11月 成年式を迎えられた秋篠宮さま

それは、1985年、悠仁さまの父・秋篠宮さまが臨まれた「成年式」。
この時天皇陛下から成年の証しである「冠」を授けられました。男性皇族がこの儀式に臨むのは篠宮さま以来、39年ぶりとなります。

宮内庁は、悠仁さまに授けられる「冠」の準備費用として約260万円を計上。

儀式で身につける装束は秋篠宮さまが着用されたものを活用される見通しで、儀式については学業への影響などを考え、再来年3月の高校卒業後に行う予定です。

(めざまし8 9月6日放送)