子どもだけでなく、最近では大人にも人気の「ガチャ」 = カプセルトイは、山陰でも様々な場所で見かけるようになった。今回カプセルトイのマシンがお目見えしたのは、島根・安来市内の警察署だ。カプセルからは、一体どんなアイテムが出てきたのだろうか?
中身は交通安全の“必須アイテム”
8月30日に安来市で開かれた高齢者向けの交通安全教室でお披露目されたのが、山陰両県の警察署で初めて安来警察署に導入された「ガチャ」 = カプセルトイマシンだ。
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安来警察署 交通課・青木和也警部補:
皆さんにプレゼント。この「カプセルトイ」を楽しんでもらって
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ハンドルを回し、出てきたカプセルの中身は、交通安全の“必須アイテム”反射材。あわせて10種類用意され、充電式で電飾が光るタイプが出ると「大当たり」だ。警察署でゲットできる「トイカプセル」に、交通安全教室の参加者も興味津々。
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参加者:
これまでしたことなかったので、子ども心になった
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参加者:
なかなか色々なものが出ていい。私は充電式が当たってね
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参加者は65歳以上の高齢者だ。「カプセルトイ世代」ど真ん中ではないが、夢中でダイヤルを回していた。
「ひと手間加えることで笑顔に」
警察署に「カプセルトイ」というユニークな企画を発案したのは、安来警察署交通課の青木和也警部補だ。
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安来警察署 交通課・青木和也警部補:
安来市の道の駅でガチャがはやっているのをやってみたら、皆さん楽しんで笑顔でやっているのを見て思いついた
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きっかけは、2022年4月に登場した「安来ガチャ」だという。観光スポットや市内の商店主などを紹介するシールが出てくるユニークなカプセルトイで、メディアにも取り上げられ話題になった。
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これをヒントに、楽しみながら交通ルールやマナーを身に着けてもらおうと思いついたのが、この「交通安全カプセルトイ」だという。
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安来警察署 交通課・青木和也課長:
カプセルトイは“魔法の箱”。ただ反射材を配るよりも、カプセルトイでひと手間加えることで、皆さん笑顔で「何が出るかな」と楽しみにしながら会話も広がる。実際に配ることで、皆さんに反射材を着けていただいて広まれば。
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この交通安全カプセルトイは、8月30日から安来警察署に設置され、運転免許を自主返納した人が無料で利用できる。今後は、子ども向けの交通安全教室などでも活用され、楽しみながら県民に「交通安全」をPRするということだ。
(TSKさんいん中央テレビ)