島根・出雲市と岡山を結ぶJRの特急「やくも」。
2022年、運転開始50年を迎えたのを記念して、かつてのデザインを復刻した「リバイバル」列車が運行され、沿線住民や鉄道ファンの間で話題になっている。

その第3弾として「緑やくも色」が復刻され、11月から運行されることが発表された。

復刻デザインで話題の特急「やくも」

JRの特急「やくも」は、2022年、運転開始から50年を迎えたのを記念して、かつてのデザインを復刻した車両を運行する「リバイバル」運転を行っている。

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第1弾としてクリーム色に赤い帯の「国鉄色」。

第2弾として、1994年から11年余り活躍した、紫の「スーパーやくも色」がすでに運行され、沿線住民や鉄道ファンの間で話題になっている。

これを受けてJR西日本は、リバイバル第3弾として、通称「緑やくも色」の復刻を発表した。

1990年、当時運行していた緑やくも
1990年、当時運行していた緑やくも

グレーのベースに、緑と黄色のラインがあしらわれたデザインで、1997年から2011年にかけて、伯備線、山陰本線を駆け抜けていた。

JR西日本・佐伯祥一山陰支社長:
「381系」の歴代のカラーが揃いますので、多くのお客様に引き続きご利用いただければ

2024年春からは新型車両「273系」

第3弾「緑やくも色」は、11月5日から運行される。

特急「やくも」は、2024年春から順次、新型車両「273系」が導入されることになっている。

そう遠くない「ラストラン」へ、歴代カラーの車両が揃い踏みで、現行「381系」のフィナーレを彩ることになる。

(TSKさんいん中央テレビ)

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