牛66頭を襲い、先月駆除されたヒグマ「OSO18」が、釧路市の飲食店で味噌煮込みとして提供されていた。
食べた人は「すごくやわらかい。おいしい」と食べた感想を話した。
さらに、東京・日本橋のジビエ料理店でも炭火焼きとして提供され、好評だという。
OSO18が味噌煮込みに
北海道で牛66頭を襲った忍者グマ、コードネームOSO18。
OSO18が駆除されたのは、7月30日の事だ。
この記事の画像(11枚)その後しばらく、このクマがOSO18だとは誰も気づかなかったことで…。
OSO18は、味噌煮込みになっていた。
OSO18は駆除した後に解体され、北海道釧路市の飲食店、「酒房 千葉」などで提供されていたのだ。
OSO18の味噌煮込みを食べ始めた男性は、「シカとはまた違う感じ」と感想を話した。
また、別のOSO18を食べた女性は、「もっと硬いのかと思っていたが、すごくやわらかい。おいしい」と話した。
一方、写真を撮っていた男性は、「牛を66頭も殺したクマだから、その牛たちの供養もかねておいしく食べてあげないと」と話した。
東京でもOSO18が食べられる
OSO18の肉は、東京・日本橋、人形町にあるジビエ料理店でも出されていた。
メニューは、うちももの柔らかい部位を使った、ひぐま肉の炭火焼き。1人前で5800円(税込み)だ。
ジビエ料理あまからくまから・林育夫店主は、「『やわらかくておいしい』『全然臭みがない』と皆言っている」と客からの好評ぶりを話した。
OSO18だと判明すると、店には問い合わせが相次ぎ、うちももの部位を使った炭火焼きはすぐになくなってしまった。
一方で、店では9月8日からはクマ鍋での提供がスタートする。すでに予約が殺到しているという。
(「イット!」 8月25日放送より)
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