南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスを暴風雨が襲った。

1カ月分の降水量が1日で降ったとされる豪雨の影響で、乗客を乗せたバスが浸水するなど、町の至るところが水浸しになった。

バスの中に流れ込んだ濁流

乗客を乗せたバスの中に、激しい勢いで濁流が流れ込む。

バスの中が浸水している
バスの中が浸水している
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バスの中は、あっという間に水に浸かってしまい、人々は身動きが取れなくなっている。しばらく後の映像では、水位が上がり、水面に空き缶が浮かんでいる。

乗客たちが、次々に座席の上に立ち上がる。足を上げて、泥水を避けようとする人の姿もあった。

南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスを暴風雨が襲い、町は一変した。

大きな街路樹が車を押し潰し、多くの道路が通行止めになった。

地下鉄のホームでは、滝のような雨漏りが発生している。

交差点では、膝の下辺りまで水に浸かりながら、横断歩道を渡る人たちの姿もある。

1カ月分の降水量が1日で

一体、どれくらいの雨が降ったのだろうか。

当局によると、“1カ月分の降水量が1日で降った”ということだ。

川が氾濫し、町の至るところが浸水したことで、約300人が避難したが、命に関わる被害はないということだ。

(「イット!」 8月23日放送より)

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