中古車販売大手・ビッグモーターの保険金の不正請求問題で、取引先の銀行が、ビッグモーターが求めていた借入金の借り換えに応じない方針を伝えていたことがわかった。
ビッグモーターは、10日に取引先の銀行と東京都内で会合を開き、8月半ばに返済期限を迎える借入金90億円の借り換えを求めていた。

関係者によると、取引銀行が借り換えに応じない方針をビッグモーター側に伝えていたという。

一連の問題が発覚後、ビッグモーターでは中古車の販売台数が大きく落ち込むなど顧客離れが進んでいて、銀行側が融資のリスクが大きいと判断したものとみられる。
要請を受けていたのは、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行の3メガバンクと、地方銀行の広島銀行。
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