夏は汗をかくため、メイク崩れが気になる季節。朝、メイクをバッチリ決めても、外に出ると汗で台無し…。この時期のメイク崩れの対策をメイクアップサロンリップ代表のAKKOさんに教えていただいた。

崩れ知らずのメイク術

オンラインレッスンを中心に、メイクアップや色彩講座、パーソナルカラー診断を行っているAKKOさん。崩れ知らずのメイク術を教えてもらった。

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メイクアップサロンリップ・代表 AKKOさん:
ずばりポイントは3つ! (1)しっかり押さえる、(2)ムラなく平らに塗る、(3)塗り過ぎない。そもそもメイク崩れの原因は、皮脂や汗ではなく、メイクの仕方に問題がある。3点を抑えると、夏でも崩れないメイクになる。

宮崎市出身のシンガー・ソングライター、高野瑠菜さん(※高ははしごだか)にモデルを務めてもらい、メイク術を実践してもらった。

高野瑠菜さん:
(特に気になる箇所は)笑ったときにできるシワに、ファンデーションがたまること。

いつものメイクとの違いが分かるよう、顔半分にAKKOさん流のベースメイクをしてもらった。

メイクアップサロンリップ・代表 AKKOさん:
メイクの前の保湿も崩れ予防になるので、冬と同じくらいしっかりしていく。

化粧水はたっぷりと、油分は固めのクリームを少量、ムラなく塗ってお肌にふたをする。そしてここで下地を塗る作業だ。

メイクアップサロンリップ・代表 AKKOさん:
下地とファンデーションの色はお肌に合わせていくと、よりきれいに見える。

カラー診断の結果、高野さんは、イエローベースのスプリングタイプ。下地の色みはピーチ系、ファンデーションはオークルが似合うそうだ。

まるで指圧のように押さえられびっくり!
まるで指圧のように押さえられびっくり!

メイクアップサロンリップ・代表 AKKOさん:
量はこのくらい。お顔の中心から外側に向けて満遍なくムラにならないように平らに塗っていく。このままぐっと押さえてあげると密着する。

次はファンデーション。今回はリキッドタイプを使用。使う量はごく少量、塗り方も下地と同じ。顔の中心から外に向かって少量を伸ばし、そのあと、しっかり押さえる。

メイクアップサロンリップ・代表 AKKOさん:
こするとよれてしまうので、押すことできれいな地層みたいな感じに仕上がる。ムラなく、平らに作ってあげるときれいなベースができあがる。

フィニッシュパウダーを取ったら、一回なじませて、軽く払ってからつけると薄付きに仕上がる。そして、ここでも最後は、「しっかり押さえる」。これが夏メイクの極意だ。

高野さんにベースメイクが完了した感想を聞いた。

高野瑠菜さん:
診断していただいたことによって、肌に合ったものを選んでいただいたので、トーンアップを感じます。

汗をかいた時は、ティッシュでしっかり汗を吸収して地層を固め直すイメージで、押さえ直すのが大切だ。

アイシャドウは「イエロー」で

続いて、ポイントメイク。

アイシャドウのトレンドは元気が出そうなイエロー。目尻など、ワンポイントにしっかり入れて、周りだけぼかすのがポイント。

チークはコーラルピンクで華やかに。リップは、高野さんの肌に合う、発色の良いビタミンカラーに、グロスを重ねて透明感を出し、「イマドキ」の夏メイクに仕上げる。

高野瑠菜さん:
イエローメイクは初めてしたが、普段使いできる色なんだなと。これから試してみようかなと思います。

「ムラなく平らに塗ってしっかり押さえる」。ポイントを押さえて、きれいが続く夏メイクを目指しましょう!

(テレビ宮崎)

テレビ宮崎
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