ロシア軍が、ウクライナ各地を砲撃し、クリミア橋が壊されたことへの報復攻撃を行った。

ロシア軍は、17日夜から18日朝にかけて、ウクライナ南部のミコライウ州やオデーサ州を、自爆型ドローンや巡航ミサイルで砲撃した。
ロシア国防省は18日、「ウクライナ南部オデーサ近郊で、ボート形の水上ドローンでロシアへのテロ行為が準備されていた。そのため、製造していた船舶修理工場を報復攻撃した」と主張した。
またロシア国防省は、同じく南部のミコライウ州への報復攻撃も認め、「ミコライウ近郊で、ウクライナ軍に燃料を供給する総量およそ7万トンの燃料貯蔵施設を破壊した」と明らかにしている。
ウクライナ軍は、ロシア軍の攻撃について大半を撃ち落としたとしているが、港湾施設や一般住宅が撃墜時の破片で被害を受けたほか、高齢者1人が負傷した。