梅雨の晴れ間に2023年も“伝統のレース”開催。山形・鶴岡市の加茂水産高校では、創立記念日の7月5日に「カッターレース」が行われ、青空のもと生徒たちが海の上をボートで激走した。

1973年から続く伝統のカッターレース

日本海の水面には梅雨の晴れ間の青空が映り、生徒の掛け声もいつも以上にはつらつと響く。

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この「カッターレース」は、鶴岡市の加茂水産高校で1973年から毎年行われている夏の伝統行事だ。5日は、学年・学科などで分けた6つのチームが、学校裏の海・往復600メートルのコースでタイムを競った。

手こぎのカッターボートは長さ9メートル。船をうまく進めるためには、オールをこぐ12人のクルーの呼吸と、右舷と左舷の力加減がポイントだ。

1年生:
こういうことがしたくてこの学校に入った。全力で体験できて良かった

2年生:
去年よりは何とか揃った。1人だけだと全然進まないが、みんなで揃うと気持ち良い

2023年は船の操縦などを学ぶ「海洋技術科 2年生チーム」が優勝し、下剋上を果たした。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
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