東根市では、子どもの成長と共に大切にされてきた人形に、感謝の気持ちと別れを告げる「人形供養」が行われた。
この「人形供養」は、JA葬祭やすらぎが毎年開催してるもので2日、東根市の「やすらぎ東根村山ホール」で行われた供養祭には、およそ70人が参列した。
会場には、持ち込まれたひな人形や節句人形、ぬいぐるみなど、およそ1400体が祭壇に並べられ、読経をして供養した。
ほとんどが、子どもの成長と共に大切にされ愛されてきた人形たちで、参列した人は、一緒に過ごした日々に思いを馳せながら、これまでの感謝の気持ちを込めて静かに手を合わせていた。
(参列した人)
「亡くなったおばあちゃんのぬいぐるみをずっと取っていたんですが、そろそろお別れしないとと思って持ってきた。おばあちゃんのところに行ってまた天国で楽しく暮らしてくれたらいい」
1体につき100円の供養料は、全額が市の児童施設へ寄付されるという。