2023年に本格デビューした大玉サクランボ「やまがた紅王」の“世界一”を決めるコンテストが開かれた。色づきと重さで評価され、1位になったやまがた紅王は6月24日、一粒1,000円で販売された。
新品種「やまがた紅王」世界一決定コンテスト
山形・寒河江市で開かれた、やまがた紅王の世界一を決めるコンテスト。やまがた紅王のPRや生産技術の向上などを目的に県が主催した。

コンテストが始まり、次々と重さが量られていく。

出品されたのは、えりすぐりのやまがた紅王41点。県内の最上を除く地域から出品された。
審査のポイントは色づきと重さで、1人の生産者につき12粒が出品され、着色が65%未満のものは対象から外される。あわせて150グラム前後のものが目立ったが、200グラムを超えるパックもあった。

1位は審査対象を大きく超える“5L”サイズ!
審査の結果、初の栄冠に輝いたのは…。
結果発表:
216.7グラム。取りまとめ団体・JAてんどう、金平芳己様。第1位

1位に輝いたのは、JAてんどうの金平芳己さん。パックを除いた12粒の総重量は216.7グラムで、大きさは34mm以上の5Lと、審査対象の3Lを大きく超えている。

県農林水産部 園芸大国推進課・近野広行課長:
12粒で200グラムを越えるのはなかなか出ないと思っていたが、それをクリアしたのは驚き。生産者が大玉を作るきっかけにしてもらいたい。やまがた紅王の魅力が広く知れ渡ればと思っている

23日に出品されたやまがた紅王は24日、最上川ふるさと総合公園のセンターハウスで販売された。
(さくらんぼテレビ)
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