6月18日、山形県内有数のサクランボの産地・寒河江市で恒例のマラソン大会が4年ぶりに通常開催された。ランナーたちは、いまが旬のサクランボを楽しみながらコースを駆け抜けていた。
4年ぶりの通常開催
2023年で47回目となる「さがえさくらんぼマラソン」。新型コロナの影響で、中止やリモート開催が続き、4年ぶりの通常開催だ。

秋田から:
とても雰囲気の良い大会でサクランボもおいしい。街の人たちの温かい声援を受けながら走れることが楽しい

宮城から:
力を出し切れるように頑張りたい

茨城から:
年齢的に70歳を超えているので、目標は50分を切れるように頑張る

大会実行委員長・遠藤正幸さん:
コロナ後なので、少し人数も少ないがこれからだと思うので、まずこの大会を契機にどんどん色んな人に来てもらって、寒河江を知ってもらいたい
給水所ではサクランボも
レースは2km・5km・10km・ハーフと4つの距離に分かれていて、市街地を抜けてサクランボの園地などをめぐるコースとなっている。2023年は、北は北海道から南は九州まで全国から約1,800人が参加した。沿道にある給水所では、疲れがたまったランナーに真っ赤なサクランボを振る舞い、元気を届けた。

収穫のピークを迎えたサクランボの主力品種「佐藤錦」。ランナーたちは次々と手に取り、山形の初夏の味覚を味わっていた。


また、給水所では地元の高校生ボランティアが飲み物を準備するなど、初夏の日差しを浴びて走るランナーたちを支えた。

完走者:
きつかったけど楽しかった。来年はベストタイム出せるように頑張る。

完走者:
サクランボの木がいっぱいあってワクワクした。サクランボ狩りをしたい。また来たい

18日の県内は、最高気温が山形市で31.5度まで上がるなど、内陸を中心に暑い一日となった。全国から集まった1,800人のランナーたちは、一足早く山形の夏を感じていた。
(さくらんぼテレビ)