14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、7営業日ぶりに反落し、前日比232ドル79セント安の3万3979ドル33セントで取引を終えた。
米連邦準備制度理事会(FRB)が今回の会合で利上げの見送りを決定したものの、年内に追加の利上げを2回行う可能性を示唆したため、市場が想定していたよりも金融引き締めに積極的なタカ派的姿勢だと受け止められた。
利上げ長期化による景気悪化を警戒した売り注文が優勢となり下げ幅は一時430ドル近くに達した。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、53・16ポイント高の1万3626・48だった。