皇后さまはきのう、皇居で育てている蚕にエサの桑の葉を与える「ご給桑」を行われました。
皇后さまは夕方、皇居にある紅葉山御養蚕所を訪問されました。
皇居でのご養蚕は、明治時代以降、歴代の皇后に受け継がれてきたもので、皇后さまは、3センチほどの大きさに育った日本古来の品種「小石丸」にみずみずしい桑の葉を丁寧に与えられました。




「ご給桑」は今年3回目で、担当者によりますと、皇后さまは「大きくなりましたね」「蚕は順調ですか?」などと生育状況を確認し、外側に出てしまった蚕を見つけ、「この子はちゃんと食べられるかしら」と気にかけられていたということです。
今年最初の作業となった今月8日には、天皇陛下や愛子さまも一緒に桑の葉を与えられ、皇后さまのご養蚕を家族で支えられています。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(11枚)