ロシアがウクライナの首都キーウに2日連続でミサイル攻撃を行うなど、一般市民への攻撃を続けている。

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昼間の町に爆発音と悲鳴が響き渡り、子どもたちが一目散に逃げていく。

走って逃げる人々の様子
走って逃げる人々の様子

同じ町の別の場所でも、走って逃げる人々の姿があった。

轟音の正体は、ロシアのミサイルだ。

1発は交通量の多い道路に着弾した。走行中の車のすぐ前に落ちている。

ウクライナの首都キーウに、ロシアが2日連続でミサイル攻撃を行った。

道路には、中がむき出しになったミサイルの残骸があった。

ウクライナ側は、2日間で50発以上のミサイルを撃ち落としたとしている。

ロシアは、一般市民への攻撃を続けている。

プリゴジン氏「軍のヤツらをいじめるなよ!」

その一方で、東部の最前線は転換点を迎えている。

(Concord Press Service)
(Concord Press Service)

先週、民間軍事会社「ワグネル」のプリゴジン氏が、“ウクライナの激戦地であるバフムトを正規軍(ロシア軍)に明け渡す”と話した。

(Concord Press Service)
(Concord Press Service)

「ワグネル」プリゴジン氏:
ロシア軍がピンチになったときのため、この最強の2人を残しておく。軍のヤツらをいじめるなよ!

新たな映像に映っていたのは、何百万ものボトルだった。

「ワグネル」プリゴジン氏:
長らくここは我々のものだったが、ロシア軍に引き渡す。ワイン工場の倉庫だ。

保管されているのは、バフムトで作られたスパークリングワインだという。

質の高いワインの産地として知られていたバフムトだが、激戦地となった今、その面影はなかった。

「ワグネル」がバフムト撤退を始めたこのタイミングで、ゼレンスキー大統領は「大規模反攻のタイミングが決まった」と明かしている。

(「イット!」 5月30日放送より)

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