ソニーグループの半導体子会社が、合志市の民間の土地約27ヘクタールを取得すると明らかにした。取得する土地は熊本県の「セミコンテクノパーク」の近くで、ソニーグループの工場やTSMCの建設中の工場もある。
現在は雑木林や畑が広がる
5月25日開かれたソニーグループの2023年度の事業説明会で、半導体子会社ソニーセミコンダクタソリューションズの清水照士社長は、投資計画として合志市の土地を取得すると明らかにした。
この記事の画像(4枚)土地の取得を予定しているのは、合志市竹迫の民間の土地約27ヘクタール。現在は雑木林や畑が広がっている。
半導体関連企業が多く入る熊本県の「セミコンテクノパーク」の近くで、ソニーグループの工場や、グループも出資するTSMCの建設中の工場もある。
3年間で約9000億円の投資見込む
5月25日の説明会では、土地の取得目的については明らかにされなかったが、2024年度からの3年間で9000億円前後の投資を見込んでいるという。
ソニーグループでは、「イメージセンサー」と呼ばれるカメラなどに使われる半導体を製造していて、スマートフォンや車載カメラなど市場の拡大が見込まれている。
(テレビ熊本)