マイナンバーカードを使ったコンビニでの証明票交付サービスで、別人の住民票などが交付されるケースが相次いだことを受け、松本総務相が総点検を指示した。
松本総務相は、会見で「徹底的な総点検、個人情報の漏えい事案が2度と生じないように」と述べた。
今回問題を起こした「富士通Japan」側に11日、再発防止などを強く求めたとした上で、他社が提供しているシステムについても同様の問題などが起きないよう、自治体や関係団体に総点検を求めている。
一方、「いずれの事案でもマイナンバーカードによる本人確認は正常に行われていた」として、カードそのものの問題ではないと強調した。