ゴールデンウィークが始まり、関西にも多くの観光客が訪れ、にぎわいを見せている。入国制限を含む、新型コロナの「水際対策」が撤廃され、インバウンド需要が回復しつつある様子が、観光地以外でも見られた。
空港近くのレンタカー店では"予約の4割"が外国人観光客
GW後半戦、混雑はこんなところでも…。
記者リポート：
関西空港に近いレンタカー店です、多くの人が訪れています
レンタカー店のカウンターは、朝からこの混雑ぶり。ゴールデンウィーク中は1日80件ほどの予約が入っているという。
関西空港から近いこともあり、約4割は外国人観光客の予約だという。
韓国からの旅行客：
奈良県も行くし、滋賀県とか琵琶湖テラスって景色すごいと思う。今回は4人なので、車の方が便利じゃないかと
観光庁によると、レンタカーを利用する外国人観光客は、2012年度は約26万人だったのが、7年で約6.7倍に増えた。
それにともない、外国人観光客によるレンタカー事故の件数も増加しているという。
バジェット・レンタカー関西空港りんくうタウン駅前店 岡村将享店長：
出発時に、うちではタブレットを使用していまして、そちらで、日本の交通ルールだったり、細かい駐車のことだったり、すべて説明して納得していただいてから出発です
韓国からの観光客：
結構難しいですよね。やはり運転席も逆にあるので。けど2～3回運転すれば慣れる
新型コロナは、5月8日以降「5類」への引き下げが決まっている中での今年のゴールデンウィーク。これから先、インバウンド需要についても、どこまで回復するか注目される。
（関西テレビ「newsランナー」5月3日放送）
