宮崎県で開催されたG7農相会合。宮崎キャビアやジビエ、宮崎牛などの特産品をアピールする絶好の機会となった。また、地元の高校生が持続可能な農業について提言を行うなど、若い世代が農業をどう発展させていくか問う場にもなった。

トップバッターは宮崎の高校生!

今回の会合は「食料安全保障」が主要テーマだ。
初日(22日)は宮崎の高校生と閣僚の対話から始まった。

農業大臣会合に参加しているのは、アメリカ、フランスなど主要7カ国と EU 、4つの国際機関
国際社会が結束して持続可能な農業の確立を目指そうというもので、最初の会合で宮崎県の高校生20人がこれからの農業について提言した

高校生は SNS の活用や食への感謝を呼びかけ、「『国と国、人と人が共に』『生産者と消費者が共に』『食と文化が共に』歩んでいく世界を作っていきましょう」と提言を締めくくった。

また、日本の農業を紹介するコーナーでは、新富町のピーマンの自動収穫ロボットを実演し、会合の参加者の注目を集めていた。

会場のウェルカムボードは折り紙で作られたピーマン。
折り紙を折った小学生は「実際にピーマンを作ってみたい」と話していて、子供達が農業への関心を高めるきっかけともなった。

宮崎の食で各国代表をおもてなし

会合前日(21日)には歓迎レセプションが開かれた。

日本の食と文化をアピールする場となっていた他、宮崎キャビアやジビエ、宮崎牛など 宮崎が誇る食材も多く並び、各国の代表が堪能していた。

参加した生産者は、「宮崎を発信することはもちろん、農業県宮崎で行われたこの会合の刺激をこれから若い世代にどうつなげていくのか、宮崎の農業をどう発展させていくのかこれからが大事」と話していた。

(テレビ宮崎)

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