21日、世界で唯一、眼科病院が設けられた航空機が関西国際空港で日本で初公開された。

世界に1機「空飛ぶ眼科」が関空に

記者リポート:
日本で初公開された飛行機がこちら。機内で目の手術ができるんです

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この「フライング・アイ・ホスピタル」と呼ばれる航空機。機内には最先端の眼科治療のための医療機器や滅菌室、手術前後のケアルームといった設備もある。

40年以上、発展途上国など設備が十分でない環境での手術に利用されてきた。 またVR(バーチャル・リアリティ)技術が搭載された最新のシミュレーションが可能な研修室もあり、医師の育成にも活用されている。

適切な治療あれば…“世界全体の90%”の失明は回避できる

運用する国際NGO「オービス・インターナショナル」は、この航空機で育成した医師たちが活躍することで、多くの人の失明を防ぎたいと訴える。

オービスインターナショナル デレク・ホドキーCEO:
世界で唯一の航空機で、世界中を飛び回り、95か国以上の最も治療を必要とする地域の眼科治療専門家にトップレベルのトレーニングを提供してまいりました。

オービスインターナショナル デレク・ホドキーCEO:
(適切な治療ができれば)世界全体の失明の90パーセントは回避することができます

運営するNGOは、日本にさらなる協力を期待していると話した。

(関西テレビ「newsランナー」4月24日放送)

関西テレビ
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