夏までスキーが楽しめる「月山スキー場」がオープンした。雪で1日延期されていたリフトの運行も始まり、待ちわびたスキーヤーが早速初滑りを楽しんでいた。

7月まで滑走可能 月山スキー場オープン

10日、今シーズンの営業がスタートした月山スキー場。4月8日から9日にかけて、約1.5メートルの雪が降り積もり、リフトが動かせない状況になっていたが、スタッフが急ピッチで除雪を行い、1日遅れで11日運行を開始した。

この記事の画像(7枚)

リポート:
リフトで標高1,500メートルの場所まで登ってきました。風が強く肌寒いですが、わたしの後ろには朝日連峰がくっきりと見えています。この絶景を眺めながら滑るのは最高に気持ちがいいでしょうね!

朝日連峰の絶景
朝日連峰の絶景

ゲレンデの積雪は9メートルと、いつもの年より2メートルほど少ないが、スキーを楽しむには十分。午前中は青空も見え、県の内外から訪れたスキーヤーやスノーボーダーが、雪の感触を確かめながら気持ち良さそうに初滑りを楽しんでいた。

福井からの親子:
福井から来た。きのうから着いていましたが積雪でリフトが動かないので、またきょう来た感じ。この景色が好きで来たくなる

埼玉県から来た人:
景色は最高。1本目は景色を眺める余裕がなかったので、登りながら景色を見て、次下るところは景色を眺めながら滑りたい

兵庫県から来た人:
初めて来たので楽しみ。やっぱり山の自然の地形を滑れる、自然を楽しめるというのはいい

月山ペアリフト・城前英勇さん
この広大な雪原は他にはない月山特有のもの。去年、大斜面に大きなクラックが開き、危険な状況で大斜面の滑走はできなかった。ことしは管理区域内全面の安全確保ができているので、多くのお客さまに来てほしい

月山スキー場は7月まで滑走でき、シーズン中、2022年より3,000人ほど多い、約4万7,000人の来場を見込んでいる。

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
さくらんぼテレビ

山形の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。