自民党の世耕参院幹事長は4日、岸田首相が花粉症を「我が国の社会問題」と指摘したことについて「医療費も相当かかり、生産性を下げるという経済の面もある」として財源を確保し対策を進めるべきだとの考えを示した。
世耕氏は4日の記者会見で、花粉症について「私自身重度の花粉症に苦しんでいる」と明らかにした上で、「医療費も相当かかり、数字にはなかなか出ないが生産性を下げるという経済の面もあると思う。そうしたことをうまく財源にしながら対策をしっかり行って欲しい」と強調した。
花粉症対策を巡っては、岸田首相は3日の参院決算委員会で「もはや我が国の社会問題といっていいような問題であると認識をしている」と指摘していた。