ソロキャンプや女性だけの女子キャンプなど、時代はキャンプブームを迎えているが、3月に発売されたユニークなアイテムが話題となっている。
1台170万円超でも全国から問い合わせ
名古屋市中区で行われたキャンプのイベント「URBAN NIGHT OWL 2023」でお披露目されたのが、こたつのような焚き火台「ocota(オコタ)」。

客A:
足元まで暖かくて気持ちいいです。もう動けなくなっちゃう
客B:
手よりも足のほうが温まる
客C:
座ってみたら足元が暖かいので、こたつにいるような感じですね
「ocota」は鉄製のテーブルと、最大10人座れるベンチが一体型になっている。

机の中心に空いている穴にまきをくべるだけで、足元まで温まると好評だ。

ドーナツ状になっているテーブルが、顔に向かってくる熱気をコントロールしてくれる。さらに、テーブルと焚き火台のすき間からヒザにかけて熱気が流れ、焚き火台の下から放射状に広がる熱が、冷えやすい足先まで暖めてくれる。

また鉄製のテーブルで、料理が冷めないのもメリットだ。

「ocota」を開発したのは、岐阜県垂井町の鉄工所「日進鉄工」。普段は産業用の機械の製造や溶接を行っている。
ocotaの担当者:
コロナ禍で人が集まる状況が厳しい一方、アウトドア・キャンプの需要が高まりましたよね。ただ見ているだけでも癒やされるような焚き火と、私たちが得意とする鉄を生かして、人が集うような場を作れるような焚き火台を作りました

3月から販売スタートした「ocota(オコタ)」は、1台176万円からと車並みの値段だが、すでに全国から問い合わせが入っているという。
(東海テレビ)