アメリカの小学校で銃乱射事件が発生。その時の一部始終を収めた警察のボディカメラの映像が公開された。
この記事の画像(17枚)現場にかけつけた警察官。子供たちが危険な状況にあることを伝えられた。
女性教師:
子供たちはカギをかけて部屋にいます。2人見つかっていません。
27日、アメリカ南部テネシー州の小学校。
児童3人を含む6人が殺害された銃乱射事件で、警察が突入した際の映像だ。
男性警官:
行くぞ!
銃を乱射した女が、どこにいるかわからない状況だ。
別の警察官は2階へ向かい、廊下の曲がり角にさしかかると…銃声が聞こえた。
男性警官:
右だ右だ。
警察官は、なおも銃を撃ち続ける女のいる場所へ向かう。
そして、ライフルを手にした警察官が女を発見し、射殺した。
容疑者は、かつてこの学校に通っていた28歳の女。
現地のメディアは、事件前、女が友人にこんなメッセージを送っていたと伝えている。
犯人の女:
これからとても悪い事が起こる。
2021年までのアメリカCDCの調査データでは、アメリカ人の1歳から19歳までの死因の一位は、銃によるもの。
「アメリカ社会は病んでいる」
28日、この状況にバイデン大統領も、こう語った。
バイデン大統領:
銃が死因のナンバー1。社会は病んでいる。
その後の調べで、女は精神的なトラブルで医者にかかっていたが、合法的に7丁の銃を購入していたことが判明。銃社会アメリカの問題が浮き彫りになっている。
(「イット!」 3月29日放送より)