21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸した。
スイス金融大手UBSのクレディ・スイスの救済合併発表などを背景に、このところ低迷していた金融株を中心に買いが膨らんだ。
またアメリカのイエレン財務長官は講演で金融システムの健全性を強調した。FRB=連邦準備制度理事会が導入した銀行向けの新たな資金供給策にも触れ「状況は安定しつつある」としたこともあって、投資家の安心感が広がった。
前日比316ドル02セント高の3万2560ドル60セントで取引を終えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も続伸し、184・57ポイント高の1万1860・11だった。