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新型コロナウイルスの感染対策としてのマスク着用のルールが、13日から緩和。大きな節目をむかえました。

13日午前0時過ぎ 東京・渋谷区
13日午前0時過ぎ 東京・渋谷区

東京・渋谷区、13日の午前0時過ぎ。取材班が街を歩いてみると、マスクを外している人の姿が見られました。新宿では、この瞬間を心待ちにしていたという男性が。

20代男性:
もうやっと!(この日を)もう何年待ったかなってくらい待ってましたね。(23時)55分くらいから息苦しくて外してました。(個人の判断になって)胸を張ってマスクを外せるのはうれしいです。

マスクを外せることを喜ぶ人がいる一方で、外すことに“慎重”になっている人も。

20代女性:
人混みの中では心配なので。今インフルエンザとかも、コロナの他に、はやってるし。そういう感染症がはやってるうちは、人混みの中では着けていきたいと思います。

3年に及んだマスク生活。今回の緩和で「脱マスク」はどこまで進むのでしょうか。
さらに、街では“マスク着用ルール緩和”に伴い、様々な“変化”が起こっていました。

「積極的に顔を見せていきたい」 薬局・化粧品店に“変化”も

12日、「めざまし8」が訪れたのは、東京・渋谷区にある「三千里薬品神南店」。
マスク着用緩和に伴い、売り場である“変化”が起きているといいます。

三千里薬品神南店 飯高宗久 店長:
こちらの口臭ケア、一部欠品しているものもあるんですけど、この辺が売れ行きがいいですね。

マスク後の生活を気にして、「口臭ケア」や「リップクリーム」など、口元周りの商品を購入する人が増えているといいます。
さらに…。

三千里薬品神南店 飯高宗久 店長:
以前と比べると、大容量の箱物のマスクよりも、5枚、7枚、10枚っていう少量のパック包装のマスクの方が、売れ行きが上がってきてはいますね。

化粧品を扱う店にも“変化”が起きています。

新大久保の「lattencos(ラテアンドコス)」には、化粧品を求める多くのお客さんが詰めかけていました。

リップを購入した女性(25):
マスクするからリップつけなくていいかなっていうので、3年ぐらい同じやつを使ってたので、まあじゃあ一回買おうかなって。

チークを購入した女性(25):
マスクしてるとチークがついちゃうので、最近はチークしなくなったんですけど、マスクしなくなることで、チークしようと思ったので買いました。

長く続いたマスク生活で、力を入れてこなかった“隠れていた部分”のメイクのために、新たに化粧品を買いに来たと言います。

さらに、一緒に化粧品を購入しにきたという親子は…。

小6の娘の母:
(娘が)もうすぐ卒業して中学生になるので、コスメを少し、メイクとかしたいなって時期になってきたので、来てみました。ファンデーションとリップグロスを買いました。娘は(買うのは)初めてです。メイクをしてきれいに見せたい。

卒業式を控えているという中学生の4人組は、10分ほど悩んで、ファンデーションを購入しました。

4月から始まる高校生活では、「積極的に顔を見せていきたい」といいます。

中学3年生(16):
年齢的にも、高校進学とかぶって、なんかいい感じの時期なので、波に乗って(マスクを)外したいと思います。

ーー高校生活楽しみ?
中学3年生(16):
楽しみ、めっちゃ楽しみ!

(めざまし8 3月13日放送より)