校庭に止まった救急車。人々が心配そうに見守る中、ストレッチャーが運び込まれていく。
ここはイランの女子校。イランでは、女子学生や生徒を狙った毒物事件が相次いで発生。
病院には被害にあった学生たちが横たわっている。
被害にあった学生：
体がしびれて歩けません。
被害にあった学生：
おなかが燃えるように痛く、失神しました。
スカーフの着け方を理由に逮捕された女性が死亡し、2022年、反政府デモが広がっていたイラン。
海外のメディアによると、政界からは「女性の教育に反対する宗教団体が関わっているのでは」という指摘があがっているという。
毒物事件は2022年11月に初めて確認され、これまでに50を超える学校で1000人以上の生徒が被害にあっているということだ。
イラン当局は現在、毒物学者を含む専門家チームが調査しているとしている。
（「イット！」3月6日放送）
