東海3県は2月28日、高気圧に覆われ、春の陽気となった。暖かさは今後も続き、スギ花粉の飛散がピークを迎えるということで、花粉が大量に飛散しているサイン「花粉光環」と呼ばれる現象も起きている。

「多い」と予想される2023年…この先のピークへ「対策」は早めに

東海3県は28日、高気圧に覆われて各地で気温が上がり、最高気温は名古屋で17.9度、岐阜で17.3度など、4月上旬並みの春の陽気となった。

梅の花が咲き誇る名古屋市の公園では、のんびりとピクニックをする親子の姿が見られた。

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岐阜県高山市では、朝は最低気温マイナス5.3度と2月中旬並みで、田んぼには氷が張り、車も霜で白くなっていたが、午後になり14.2度まで上昇。2023年最高を記録した。

長野からの観光客:
暑いですね。トレーナー1枚とかでも歩けそうだなと思いました

地元の人:
今朝は車が真っ白でしたね。やっと洗濯物も乾いてくれるかなと

しかし、暖かくなると気になるのが「花粉」だ。2023年は多く飛散すると予想され、街では早めに対策する人もいる。

女性A:
コンタクトが入らなかったり。(目が)充血して、鼻水が止まらなかったり。洗濯物は外に干さないようにして、12月ぐらいから耳鼻科でお薬をもらっていて

女性B:
薬を飲んできました

男性:
目からくるので、目薬をつけるようにしています。カバンに入っています。目を洗う薬みたいなものを、家に帰ったら必ずやっています

この先も暖かさが続き、スギ花粉の飛散がピークを迎えるということで、すでに次のような現象も起きている。

何重にも虹色に彩られる太陽。とてもきれいだが、「花粉光環」といって、花粉の粒が太陽の光にぶつかって屈折し虹色に見えるというもの。つまり、花粉が大量に飛んでいるサインでもある。

名古屋では3月3日ごろ花粉が非常に多く飛ぶ予想で、対策が必要だ。

(東海テレビ)

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