岸田首相は15日の衆議院予算委員会で「衆議院の解散という文字が頭の片隅に現れるか」と問われ、「全くない」と答えた。
15日の衆議院予算委員会で、岸田首相は「頭の中に解散という文字が頭の片隅に現れるか、それとも無いか」と問われたのに対し「「今の時点で頭にあるかということだが、具体的な時期については全くない」と述べ、現時点では衆議院を解散する考えはないと強調した。
一方で、岸田首相は防衛力強化や賃上げ、少子化対策などに触れて「果たさなければいけない政治の責任を目の前にたくさん持っている」として「責任を果たしていく中で、国民に判断をいただく適切な時期を考えていかなければいけない」とも述べた。
「頭の片隅」という言葉は、かつて、衆議院の解散について問われた安倍元首相が「解散という言葉は頭の片隅にもない」と答えていた。