立憲と維新の応酬が止まらない。立憲民主党の泉代表が日本維新の会の馬場代表の名前を揶揄したことについて、維新の遠藤国対委員長は14日、「人の名前をいじったらいけない。最低限のルールだ」と苦言を呈した。

これは、維新の馬場代表が8日、立憲が衆院の憲法審査会の幹事懇談会を欠席したことについて「サボり癖が出てきた」と批判したことに対し、立憲の泉代表は10日の会見で「維新は自民党の誘いにすぐに乗ってしまう感じがする」と指摘。

維新・馬場氏は、立憲民主党をめぐって「サボり癖が出てきた」と批判。
維新・馬場氏は、立憲民主党をめぐって「サボり癖が出てきた」と批判。
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その上で、維新の馬場代表を念頭に、競馬を例に出して、「良馬場(乾いて馬が走りやすい馬場)では与党が走りやすいだけだ」として、「重馬場(雨などで水分を含み馬が走りにくい馬場)であってもらいたい」と注文を付けた。

立憲・泉氏は、馬場氏を念頭に、「良馬場ではなく、主馬場であって」と注文をつけた。
立憲・泉氏は、馬場氏を念頭に、「良馬場ではなく、主馬場であって」と注文をつけた。

この「馬場」発言について維新の遠藤国対委員長は14日「人の名前をいじったらいけない。最低限のルールだ」と苦言を呈した。さらに「面白く言いたいんだろうが、面白く使う言葉が間違ってる」とも指摘した。

泉氏の発言に対して、維新・遠藤氏は「人の名前をいじったらいけない」と苦言。
泉氏の発言に対して、維新・遠藤氏は「人の名前をいじったらいけない」と苦言。
政治部
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総理大臣、官房長官の動向をフォローする官邸クラブ。平河クラブは自民党、公明党を、野党クラブは、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会など野党勢を取材。内閣府担当は、少子化問題から、宇宙、化学問題まで、多岐に渡る分野を、細かくフォローする。外務省クラブは、日々刻々と変化する、外交問題を取材、人事院も取材対象となっている。政界から財界、官界まで、政治部の取材分野は広いと言えます。