2月3日、長野県上田市を走っていた車のドライブレコーダー映像。
映像には左前方から飛び出してきたシカが映っていた。

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シカはそのまま車とぶつかり、衝撃で前方に飛んでいってしまう。

シカと衝突した車はボンネットが大きくへこみ、至るところにヒビが入っている。

運転していた男性：
衝撃はすごかったです。
ブレーキやハンドルで逃げる瞬間がなくて。
「あっ」と思った瞬間に、真正面にシカが当たってきた。

男性はぶつかった瞬間、思わず「また出た…やられた」と口走っている。

実は男性は、一週間ほど前にも同じ場所で運転中にシカと衝突していた。

捕獲数が足りていないことで個体数が増加か

専門家によると、全国各地でシカが増加しているという。

酪農学園大学・狩猟管理学研究室の伊吾田宏正・准教授は、その理由を次のように語る。

酪農学園大学　狩猟管理学研究室　伊吾田宏正・准教授：
捕獲数が足りていないですとか…、もともとシカは増えやすい動物なので、徐々に分布を拡大している。

車と衝突したシカはその後、山の方へ逃げていった。

（「イット！」2月9日放送より）