50万人に1人という難病を治すため、アメリカで心臓移植を受けた中沢維斗くん(11)。


7日、母・加代さんから、医療費の支払いが完了したという、うれしい報告が。



母・加代さん:
(維斗くんと)毎日話しているのは、「みんなにありがとうだね」ということです。すべての人への感謝の気持ちを忘れず、いただいた命を大切に育てていきたいと思います
追加請求は1700万円に…支払いも完了
アメリカに渡る前、募金活動で集まったのは2億5200万円あまり。


ところが円安や追加の医療費などで、さらに3億円以上を請求される可能性が出ていた。
しかし、病院と交渉を重ねた結果、追加の請求は1700万円に大幅に値下げ。


当初の募金だけで、支払いできることになった。
一方で、父・智春さんは、医療費の不足を見込んで、独自に別の募金を立ち上げていた。

先月上旬までに集まった約1000万円をどうするか、今後、検討することにしている。


母・加代さん:
彼(夫)が会を立ち上げてしまった事は大変申し訳なく、世間さまを巻き込んでしまって、そこに関しては私の責任だと本当に思っています。申し訳ありません

現在、維斗くんは学校に通う準備のため、オンラインで朝の会に参加しているという。
(「イット!」2月8日放送)