自衛隊が運営する新型コロナウイルスのワクチンの大規模接種会場について、松野官房長官は8日、「3月以降運営体制の縮小を予定している」と述べた。
松野官房長官は8日の記者会見で、東京と大阪に設置されている自衛隊の大規模接種会場について、「1月以降、予約接種状況が減少傾向にある」と指摘した上で、「3月以降運営体制の縮小を予定している」と述べ、3月以降の体制縮小を予定していることを明らかにした。
一方で、終了時期については「現時点において方向性を含め何ら決定していない」と述べるに留めた。
防衛省によると、東京会場では13日から18日では6000人の予約枠に対し、接種予約件数は約110人(7日時点)に留まっている。