【バレンタイン】6割のブランドが値上げ　1粒当たり25円アップ　カカオ豆高騰やエネルギー価格上昇で

バレンタインデーを前に、チョコレートにも「甘くない」値上げの波が押し寄せている。

帝国データバンクによると、調査した135のチョコレートブランドのうち80ブランドが値上げしていて、1粒あたりの平均価格は390円と去年に比べて25円アップした。

チョコの製造に欠かせないカカオ豆の価格（円ベース）が去年12月に比べても約2割上昇しているほか、輸入量が多く円安の影響を受けやすい砂糖の値上がりやエネルギー価格の上昇などが響いた。

なかには、価格を据え置くために個数を減らしたり、チョコの形を変えてコスト削減に努めるなど、物価高や円安の影響は水面下でも広がっているとしている。

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