1月20日早朝、氷の張った長野県・諏訪湖へ現れた一行が氷を割り、厚みを確認する。

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「まあ3ミリぐらいだと思う」

彼らが待ちわびているのは諏訪湖の冬の風物詩“御神渡(おみわた)り”。

その壮大な景色から“神様の渡った跡”と言い伝えられてきた。

“御神渡り”の出現には、氷点下10℃以下が続き、昼と夜の温度差で氷の膨張と収縮が繰り返されるなど、条件がある。

1月には氷の上を歩ける状態が見られた

寒波が襲った1月31日には気温が氷点下9.7℃を記録。

今季、初めて氷の上を歩ける状態になった。

2月に入ると巨大な氷の塊が発生。

果たして“御神渡り”を見ることはできたのか?

4日、岸辺から30メートルほどは氷が張ったが、沖には波が…。

連日観測を続けてきた八剱(やつるぎ)神社の宮司は「御神渡り」が出ない「明けの海」を宣言した。

「御神渡り」が現れないのはこれで5シーズン連続となった。

(「イット!」2月6日放送より)

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