アメリカ・ミシガン州。雪の降る中、シカが歩いている。

よく見ると、顔のあたりにオレンジ色の丸い物が…。

ハロウィーンで使うカボチャのバケツがはまり、取れなくなったのだ。

地元メディアによると、2週間ほど前からこの状態だという。

そのシカのもとに突然、ネットが落ちてきた。

動物救助隊が、シカを助けるために準備した仕掛けだ。

バケツが外れると、シカは元気よく走り去っていった。

一方、こちらはロシア。寝そべるクマのおなかに黒いベルトのような物がある。

車のタイヤで遊ぼうとしたところ、抜けなくなってしまったのだ。
なぜ、ここまですっぽりタイヤにはまってしまったのか?クマの生態に詳しい専門家に聞いた。


くまくま園 獣医師 小松武志さん:
体は柔らかい。はまった以上は、同じように上にちゃんと抜けるはずだが、結構ふくよかなクマなので、おしりから出ようと思ったかもしれないが、引っかかった感じ。天敵が少ないクマのような動物は、好奇心を無邪気に発揮しやすい性格は持っている。

その後、救急隊員がタイヤに切り込みを入れ、好奇心旺盛なクマは事なきを得た。


(「イット!」2月3日放送)