アメリカ北西部・オレゴン州で、女性を縛り瀕死の状態になるまで暴行したとして警察が行方を追っていた男が、事件現場に戻ったところを警察に包囲され、持っていた銃で自殺した。警察は、男が非常に危険な人物で、逃走中もオンラインのマッチングアプリを利用しているとして、注意を呼びかけていた。
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警察が行方を追っていたのは、ベンジャミン・フォスター容疑者（36）。
1月24日(火)、通報で駆けつけた警察が、自宅で縛られた上に残忍な暴行を加えられ、意識不明の状態の女性を発見した。女性は病院に運ばれたが、重体となっている。
警察は、殺人未遂、誘拐暴行などの疑いで、フォスター容疑者の行方を追っていた。
1月26日(木)、警察は現場から約30km離れた場所で容疑者を発見したが逃げられている。その付近の住宅で、2人の男性が鈍器で殴られ死亡しているのが見つかり、フォスター容疑者の犯行とみられている。
その後の目撃証言などから、容疑者が事件現場である被害者の家に戻ったことが明らかになり、31日(火)、警察が家を包囲した。銃声が一発聞こえたことから警察が家に踏み込んだところ、床下に潜り込み倒れているフォスター容疑者を発見した。容疑者は病院に運ばれたが、死亡が確認された。
捜査当局によると、フォスター容疑者は、過去にも女性に対する暴行容疑で有罪判決を2回受けている。うち1人は2週間監禁され脱出して保護された時には、肋骨が7本折れ、顔にアザなど体中に怪我を負わされていた。
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