ドイツのランブレヒト国防相が、ウクライナをめぐる不適切な発言などの責任を取って辞任しました。
ランブレヒト国防相は16日、ショルツ首相に辞意を伝え、了承されました。
ランブレヒト氏は、SNSに投稿した新年の動画の中で、ロシアのウクライナ侵攻について「多くの特別な経験」で「素晴らしい人や興味深い人との出会い」につながったなどと語り、地元メディアなどから「無神経だ」などと厳しく批判されていました。

ランブレヒト氏は去年、軍事支援を求めるウクライナにヘルメットを供与することを決めたほか、ハイヒールを履いて軍隊を視察したり息子を軍のヘリコプターに乗せるなど、その資質が疑問視されていました。