警察車両の後部座席に座るピンク色の服を着た男、自称・不動産管理業の水野潮理容疑者(26)。

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母親の美恵さん(62)の遺体を遺棄した疑いが持たれている。親子の間に一体何があったのか?

自宅から約1時間半の山林に母親を遺棄

事件は12月14日夜、美恵さんの親族から寄せられた「連絡が取れない」という110番通報がきっかけで明らかになった。

これを受け、警察が息子の水野容疑者に話を聞いたところ、遺体を遺棄したことを明らかにした。

川崎市高津区の自宅で美恵さんと暮らしていた水野容疑者。遺体がある場所と話したのは、自宅から車で約1時間半かかる山梨県都留市の山林だった。

15日、警察は水野容疑者立ち会いのもと現場を捜索。午後6時半ごろ、美恵さんの遺体が発見された。

近隣住民からは驚きの声「びっくり あの子が…」

近所に住む水野容疑者を子どもの頃から知る人からは驚きの声が上がった。

近隣住民A:
いや、びっくりですよ。あの子がって…。ぽちゃぽちゃしたかわいい子。色が白くて。女の子みたいだったから、小さいときは。大きくなってきてからは、普通のあいさつね。「こんにちは」とか「行ってらっしゃい」とかそのくらいで。最近は見かけたけど、もう話することはなかったわね。車ですぐにどっか行っちゃうからね。

亡くなった美恵さんについては…

近隣住民B:
活発な人でしたよ。ダイエットにいそしんだりとか。

近隣住民A:
2、3日前に、買い物袋ぶら下げて(階段)上がっていくのを見かけたから、おつかい行ってきたんだなと思って。一人だったけどね。

――その時、美恵さんのご様子は?

近隣住民A:
全然わからない。普通と変わらないですよ。

調べに対し、水野容疑者は「死体を山の中に捨てたのは事実です」と犯行を認めているという。警察は美恵さんが死亡した詳しい経緯などを調べている。

(「イット!」12月16日放送より)